pianokanaya

記事一覧(20)

ドビュッシー「水の反映」

※この動画をダウンロードしたり、貼り付け、転載する事を固く禁じます。それらの行為は法律にも触れますためご了承下さい。夏が来ますね〜(^^;;皆さん、お元気ですか?私はこの梅雨の時期もとても苦手です。最近は「水の反映」という水の輝きやゆらめきを表現したドビュッシーの名曲を弾いていました。まず、技術的に非常に難しかったです^_^お知り合いの先生の大人の発表会で、そして教室の発表会の講師演奏で演奏させていただきました。ひとまず仕上げたのでホールを借りて録画してみました。川口リリアにあるカワイのホールです。全体的にはまとめましたが、間が空きすぎ、もう少し静かな音で流れた方が良いところなどがあると反省点がまだあります😣録画すると自分の足りないところが見えてきますね ♪この曲はTempo rubato(テンポ・ルバート)”テンポは自由に” というドビュッシー自身の指示が楽譜にありますが、だけど、自由にしすぎると品がなくなってしまうようです。どんな曲でもそうですが「独りよがりの音楽にならない」これが大切ですね!この曲で大変だったのは、、まずはリズム!!リズムに間違えがないよう、全てのページに16分音符を1つで線を引いてみたりしました...笑...中には割り切れない音符も...汗...8分の3拍子。ドビュッシーがこの拍子を選んだ事にも意味があります。4分の3拍子よりも、ワルツのようなっと軽いリズム。4分音符がりんご1個分の長さ。8分音符はその半分の長さ。それが1小節に3個あるという事になります。数学の計算のようですね^_^フランスの作曲家、ドビュッシーとラヴェルはとってもリズムや表現については細かいです。ドビュッシーは1円単位で割り勘するドケチな人だったと言われるぐらい細かい人だったとか....でも、、フランス音楽を学ぶと、センスと知性を養ってもらえてしまいますね ♪小さいお子さんには現代曲っぽい雰囲気でよく分からない曲かもしれません。でも、水が流れているみたいで綺麗とか、キラキラしてる〜、水の色んなシーンが思い浮かんでもらえれば嬉しいなと思いました ♪また、時間を見て録画し直したいと考えてます。なかなか時間が無いのですが・・・

ファリャ「恐怖の踊り」

(※この動画をダウンロードしたり、無断で貼り付けなどする事を固く禁じます。法律にも触れるためご了承下さい。)今年度に入ってからはスペインものを主に弾いていました❤️‍🔥スペインといえば、情熱、フラメンコ、サッカー、陽気な人々、情緒ある街並み....私がいつか実際に訪れてみたいと思える魅力溢れる国です☺️スペインを代表する三大作曲家といえば、グラナドス、アルベニス、ファリャ、がいます。今年度はファリャの「恐怖の踊り」を弾いています。これは技巧的に非常に難しい曲ですが技術面の維持のために時間を見つけては技術練習をコツコツ...という感じで長年仕上げていきました😌発表会の講師演奏でも弾いた曲です。動画は川越のホールでピティナステップで参加させていただいた際の演奏です。響きのある良いホールでした。未だにミスタッチは本番では思わぬところで出てしまいます...💧派手で技術的にも見せ所満載のスペインらしいリズム、メロディーですね。「恐怖の踊り」はファリャがバレエ音楽として作曲した ” 恋は魔術師 " という組曲の中の一曲です。その中には名曲「火祭りの踊り」もあります。特に「火祭りの踊り」はYoutubeでたくさん動画が上がっています。「恐怖の踊り」はあまり知られていない曲でしたが、ここ最近認知度が上がってきて、コンクールの課題曲にもなったりしているようですね。スペインらしい装飾音符("タララン"のようなリズム)が散りばめられていたりグリッサンド(鍵盤の上を滑らせる弾き方)もふんだんに使われ、演奏効果も高く演奏会向けです。始まりの不気味な音は夜中の三時の鐘を表現しており、グリッサンドは幽霊が登場する場面になります。画面が思い浮かぶような曲ですね!左手の常時流れる「ターンタッ」のリズムは幽霊の踊りのステップを表しています。最後のグリッサンドでは幽霊が消えていくところです。このように、日本に居て、スペインらしい音色を楽しませてもらえた事に、ファリャに感謝の気持ちが芽生えました😊ファリャの曲は大変華やかですが、ファリャ自身は作曲に全てを捧げたようですね。生涯独身を貫き人柄は慎ましかったようです。ファリャ の曲にどこかミステリアスな雰囲気があるのは、そんな彼の孤独な部分が出ているのでしょうか😢

はじめてのギロックより「インディアンのおどり」(2016年2月)

(※この動画をダウンロードしたり、無断で貼り付けなどする事を固く禁じます。ご了承下さい。)小さい子供たち、そして大人にも大人気のアメリカの作曲家ギロック(1917~1993)の曲の紹介ですギロックはピアノ教師をしていて、もともとは生徒さんの為にピアノ曲を作曲していたこともあるそうです。親しみやすさと温かさ、聴いた人の心にぐっとくる印象的なメロディーのピアノ曲をたくさん作りました。そして、実際に弾いてみると、聴いた感じの親しみやすさよりも弾きやすい曲が多いのが特徴です(とはいえ、生徒さんによって曲の相性がありますので一概に簡単!とは言えないのですが)迫力があって、難しそうに聴こえますよね。左のダーダッダ、の繰り返されるリズムがインディアンの力強い踊りを表現していますね。でも、まず、ちびっこ生徒さん達にはインディアンとはどんなものかを説明してあげていますこの「インディアンの踊り」も、実際多くの生徒さんが弾いてこられましたが私の弾くのを見ながら、楽譜とにらめっこしながら結構、習って何年もしないうちに弾けた生徒さんも多くいらっしゃいます。はじめてのギロックという曲集の中の曲ですからいちおうは初心者むけの曲なのでしょうか?うちのお教室で男の子に人気があった曲の一つです♪

アナと雪の女王「Let it Go」(2016年12月)

(※この動画をダウンロードしたり、無断で貼り付けなどする事を固く禁じます。ご了承下さい。)今回は、お子さん生徒さんにおととし、そして昨年も大人気だったあの曲....といえば、みなさんお分かりでしょうか。映画アナと雪の女王の「ありのままで~(Let it Go)」ですねでも、子供達の流行の流れははやいですから今は、もしかして新しい曲がもう流行りだしているかもしれませんね!ちびっこ生徒さん達が流行りの曲を「弾きたい!」と伝えてきてくれるので「今はこれが流行りなんだ~」とおばさんになった私(?)も今の流行を学びます^_^今回、ヤマハさんのぷりんと楽譜をダウンロードさせていただき。それで伴奏の方を自分で編曲してみました。メロディーが分かれば、伴奏をつける事が出来ます。ちょびっと両手で弾いてみたい、でも楽譜を買うには大げさ・・・・という時にメロディーに簡単な左手の音をつけて両手の曲にすることが出来ます。(シャープやフラットが多いメロディーだと、ちょっと難しいかな)毎回、楽譜を購入するのは大変ですよね。この演奏の場合は、黒い鍵盤を使っていたり、低い音高い音の幅があるので手の小さい小さいお子さんが弾きやすくするにはメロディーも伴奏も黒い鍵盤をなくして、伴奏は音を一つにしたりもっと弾きやすくシンプルに出来ます☆でもこの曲は片手で弾けるだけで楽しい~という生徒さんがほとんどでしたねみなさんはアナと雪の女王の映画を観られましたか?実は私は、娘と一緒に観たのですがまだ途中までしか観れていないんです..最後まで観たいと思いつつ、月日が流れ..エルサが歌う所や、または自分が歌う時はどこを盛り上げて歌うかなどイメージして弾いてみると面白いですね。また、お子さん生徒さん達に人気の曲もいろいろ取り上げてみたいと思っています。ジブリの曲では「となりのトトロ」や「さんぽ」や「風のとおり道」魔女の宅急便の主題歌にもなった「やさしさに包まれたなら」や「海の見える街」などなど何年経っても大人気です。あと、ドラえもんやディズニー、ドラマの主題歌なども流行りますね。クラシックではギロックというアメリカの作曲家の曲も人気があります。今度はギロックも取り上げいと思います♪ピアノを続けているといろんな音楽を知れることも楽しいですね〜

カノンの連弾〜レッスンの一コマ(2012年12月)

(※この動画をダウンロードしたり、無断で貼り付けなどする事を固く禁じます。法律にも触れるためご了承下さい。)11月にレッスンで仕上がった女の子小学生生徒さんとの「カノン」の連弾の演奏です☆いろいろと忙しい中、好きな曲との事、頑張ってくれました^^(左・低音部パートが生徒さん、右・高音部パートは講師)素敵な曲なので動画をアップしてみましたよ~この連弾曲はどちらのパートも、初心者でもすぐに出来ます...........とはいかない、そして簡単な曲ではありませんが....^_^聴いてみてください♪(動画が重いため再生に少し時間がかるかもしれません)こちら(※この動画をダウンロードしたり、無断で貼り付けなどする事を固く禁じます。ご了承下さい。)このカノンという曲はいろいろな宣伝、携帯電話の着信メロディー、学校によっては音楽の授業で・・本当にあらゆるところで使われていますので弾いた事はなくても、みなさんどこかで聴いた事あるかもしれませんねわーい(嬉しい顔)また小さいお子さんもいつかは耳にする曲かもしれません。ちなみに今回生徒さんが演奏して下さっている左側の低音部パートはSecound(セコンド)といいます。高音部パートはPrimo(プリモ)とよばれます。この曲ではプリモが主役のメロディーに聴こえますが連弾曲が必ずしもそうとは限らないそうですグッド(上向き矢印)全音ピアノピースの連弾の「カノン」の楽譜を使いましたが、原曲はこれより2ページほど長いです手(パー)こちらの楽譜です↓カノン連弾楽譜(全音ピース)録画してみましょう!となってから、最後まで止まらないで弾くのは大変ですが生徒さんがセコンドパートを上手に演奏してくださり心地よく弾けちゃいました^^ちなみに最後の方、私の方の高い音がおかしい..と思われた方実は私..講師側のミスタッチですが(分からなければそのままスルーを..^^;)ミスタッチが全くないより、二人の息が合った演奏の方を選びましたるんるんこの曲は発表会で親子連弾や学生さんとのオープニング連弾など、他の生徒さんもたくさんやりましたプレゼント今回は生徒さんがセコンドのパートを弾きましたが生徒さんがプリモのパートもよくやりますグッド(上向き矢印)興味がある方、弾いてみたい方、全くの初心者の方はまずは2月にアップしたカノンの演奏のようにプリモのパートを弾いてみれますよるんるんまたは少し弾けるようになったら自分流に編曲して、または好きなところを抜粋して弾いてみるのもOKな曲です手(チョキ)どことどこを組み合わせてもプリモとセコンドが合うようになっているんです。全音でピアノソロ(連弾ではなく一人で弾く)楽譜もありますが、こちらは少し難しいですねダッシュ(走り出すさま)でも大人の生徒さんだと独学である程度まで弾かれた方もいるので楽譜を読めるようになり、好きな気持ちがあればある程度は弾けるようになるかもしれませんね!

湯山昭”お菓子の世界”より「バウムクーヘン」

(※この動画をダウンロードしたり、無断で貼り付けなどする事を固く禁じます。ご了承ください。)湯山昭さんの名前は聞いた事ありますか?小さい子から大人にまで親しめる曲をたくさん作りました。曲には奥深さもあり湯山さんが音楽が好きなのが伝わる温かいそんな作曲家さんでしょうか? 「こんなに素敵な曲を作る作曲家が日本にいたんだ‼︎」と初めて曲を聞いたときに感動したのを覚えています😌湯山さんは日本を代表する作曲家です。お菓子の世界という曲集にはみんなが大好きなショートケーキ、シュークリーム、ポップコーン...甘納豆、金平糖、鬼あられ...などお菓子の曲が21曲入っています。湯山さんは○○のように弾きなさいという指示を本の説明に書いていません。それは小さい子供のために作られた曲ですのでイマジネーションを膨らませるためかな?と思います😊バームクーヘンはドイツ語であのぐるぐる層が出来た”木の年輪”という意味だそうです!小さいお子さんの憧れの曲となり発表会でも使用される頻度が高い1番完成度が高いと言われるこのバウムクーヘンは技術的な面でもとても難しいですが表現の面では大人向けかもしれません😥同じメロディーが何回か繰り返されますがオウム返しにならないようにするように注意が必要ですね。最初は甘い柔らかい同じメロディーが何回か形を微妙に変えて繰り返されているのは木の年輪のくるくるを表していて最後は大きなメロディーになっていくのはそれが大きな樹に変身した....とか、そんなメッセージが込められているのかな?と私は思いました😊皆さんはどうイメージしますか?